ボイストレーニングの基本

自宅でも行える「話し方スキル向上」のためのボイストレーニング(ボイトレ)のやり方

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ボイストレーニング(ボイトレ)を受けたことが無い方にとっては、ボイトレって何かプロの人が受けるものとお考えの方も多いかと思います。

現在ほどボイトレが一般的になっていなかった頃は、たしかに一部の人たちだけが受けるトレーニングというのはあながち間違ったものではありませんでした。

インターネットで「ボイトレ 〇〇」など、あなたの地元の地名を組み合わせてボイトレを検索していみると、多くのスクールや講座がヒットすることでしょう。

しかし、その中から自分にバシッと合ったボイトレを行ってくれるものを見つけることは難しいかもしれません。

そこで、あなたが少しでも良質な予備知識を持っていれば、スクールの体験レッスンなどを受ける場合に、かなり役立ちます。

ぜひ、最低限の知識を覚えていただけると嬉しいです!

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1.ボイトレで話し方を変えることができるか?

 

結論から申し上げますと、

ボイトレで話し方は変わります!

なぜなら、声を作るということは、身体の動作の一部だからです。

身体の動作ということは、「筋肉の動き」であることから、「強化」することができます。

 

従って、ボイトレで話し方を変えることは、

話すときに伴う、身体の動作を強化する

ということになります。

(1)話す時に行われる一連の動作

僕がいつもボイトレでお伝えしているのが、

発声の5ステップ

というものです。

人と話したり、声を使ってコミュニケーションをとる場合、ざっくりと5つの段階に分けることができます。

順番に発声の5ステップをみていきましょう。

①呼吸

呼吸とは、いわゆる「腹式呼吸」を心がけましょうというものです。

②発声

無理にのどを力むことなく、適切に声帯を振動させましょうということです。

③共鳴

上半身をガチガチに力まずに、リラックスしてのびのびと声を響かせましょうということです。

④調音

調音器官を強化して、正確な発音を心がけましょうということです。

⑤表現

話すテンポ、抑揚やアクセントを適切に用いて、より伝わりやすい話し方を心がけましょうということです。

 

発声の5ステップといっても、ひとつひとつはシンプルで、それほど難しいものではありません。

実際に必要とする場面に向けて、少しずつ強化していくことが大事なのです。

 

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(2)エクササイズで筋肉の動きを強化できる!

ボイトレもほとんどのスポーツと同じで、適切に動かした筋肉は正しく鍛えられていきます。

ただし、「腹筋を割る」のと同じように、一朝一夕で完成されたものとはなりません。

小さな一歩一歩の歩みが、後から驚くほど効いてきます!

 

いままで多くの方のボイトレを行ってきた経験から、およそボイトレの効果が実感できるようになるまで、半年~1年程度の人が多いようです。

それくらいボイトレを続けていて、実感が得られないという方は、やり方が間違っているか、指導者が間違ったボイトレを行っている可能性が高いです。

予期しないケガに見舞われないように、きちんと体系立ててボイトレを進めていただけると安心できます!

2.話し方スキルを向上するために効率よくボイトレを進める方法とは?

できることなら、毎日継続してエクササイズを行ってもらえると効果的ですが、変に気を張ってやろうとしても続かないのでは本末転倒。

身の丈に合ったスタイルでボイトレを行っていきましょう。

とことん量稽古も大切ですが、忙しいビジネスパーソンは、スキマ時間の活用で効率よく進めるのがベターですよね。

そこで、一度のボイトレの内容を効果があるものを厳選してコンパクトにしてみました。

これを暇を見つけては行っていくだけでも、みるみる声が良くなっていくことでしょう。

(1)一度のボイトレでは4種類のボイトレを行いましょう!

4種類をひと固まりとして、ボイトレを行ってもらうと、短時間でも効果的にボイストレーニングを行うことができます。

それでは順番にみていきましょう!

①呼吸筋トレーニング

基本的に呼吸を深くすることと、長く息を吐き続けるちからが重要になります。

胸、肩、首はリラックスを心がけて、なるべく動かさずに呼吸筋トレーニングを行いましょう。

・「S」の音で息吐きトレーニング

・リップトリルで息を使い切るトレーニング

②発声筋トレーニング

・歯切れよく「HA!」337拍子で発声トレーニング

・「お」の口の形を保ったまま、「ゴッゴッゴッ・・・・」と発声トレーニング

③かつ舌トレーニング

五十音かつ舌トレーニング

母音の口の形をはっきりと意識しながら、テキパキと発声トレーニングを行います。

④表現トレーニング

アナウンサーの発声練習でも有名な「外郎売」を音読してみましょう。

「外郎売」は薬売りの口上なので、なりきって気持ちをこめて練習するだけでも、かなり表現力が付いてきます。

 

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3.「継続は力なり!」

理想の話し方をゲットするには、やはり地道にボイストレーニングを行っていくことが重要です。

ボイトレはどうしても身体的にトレーニングを進めていくために、効果が実感できるまでに、ある程度時間がかかってしまいます。

その途中で挫折してしまう人もたくさんいます。

あなたが少しでも理想の声に近づいていけるよう、ボイトレを継続していくためのコツをお伝えしておきます。

 

①気楽にボイトレを進めよう!

あまりガチガチに「やらなければ!」と考え込んでしまうのはいけません。

心地よいペースをつかむ前に、気持ちが疲れ果ててしまいます。

始めは、思い出したらやるかくらいでも、定期的にボイトレを行うことが大切です。

②何かとボイトレをセットにしよう!

あなたは一日の中で様々なアクションを起こしています。

たとえば、誰というわけではありませんが、

「朝起きて布団から出て、歯を磨き洗顔をして、朝食もそこそこに、出社して午前中は受信メールを片付けて、あっという間に昼食で、午後は数件の打ち合わせをこなしつつ、アフターファイブの予定に間に合うか。。」

みたいに何かと一日はあっという間に過ぎていってしまいます。

その中でも、5分10分のスキマ時間は見つけることができると思います。

その前後に、ボイトレをくっつけるのです。

たとえば、風呂上りとか、食後の腹ごなしとか。

工夫すれば意外にボイトレ時間を見つけることができると思います。

③ボイトレにより生き生きしている自分を信じよう!

やっぱり、何か目標を掲げて、それに向かって取り組む自分ってかっこよくないですか?

それだけでも素晴らしいことです!

そんな自分を思いっきり褒めてあげましょう!

「自分のために一番やってくれてるのは自分」

自分を信じて、着々とボイトレを進めていきましょう。


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しょちょー(SHAKE)
音楽活動サービス「SOUNDSHAKE」主宰。サウンドクリエイター、コンポーザー、トラックメイカー、アレンジャー、ボイストレーナー。CM、ショップBGM、などの映像やアプリの音楽を作曲したり、歌モノの編曲をしたり、オープンワールド系ゲームで旅したり、ググールアースで海外旅行したりしてます。