ボイストレーニングの基本

自宅(ボイストレーニング)やり方のコツ ステップ2「発声」ミックスボイスを作る準備

投稿日:2017-10-23 更新日:

発声を整えることは、歌うために必要不可欠です。

発声を自由自在に操るためには、のど周りはリラックスして自由でなければなりません。

自分の喉の状態を明確に把握していきましょう!

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1.ステップ2 発声

声を作るもの「声帯」はどこにあるか知ってますか?

 

首には喉仏がありますよね?

その中に「声帯」はあります。

 

自分の歌声を良くしたければ、とにかく自分の声を発するときの動きを細かく認識してください。

 

自分がどうしているのかも分からずに、自分の歌声をコントロールできるはずがありませんよね?

丁寧に確認していけば、必ず、自分の発声の癖が認識できます。

その上で、自分の歌声に対する判断基準を設定していきましょう!

2.声帯振動

発声とは呼気によって声帯が振動して、声のもとになる音を生み出す動作です。

ここでひとつ「良い声」について、定義付けておくと、

「自分が出していて気持ち良い声、他人が聴いていて心地よい声」

となります。

おそらく無理して発声していては、上のような声を作ることが難しいです。

あなたも無理してがなっている人の歌声を聴いて、心地よい気がしないでしょう?

僕の場合、ライブとかカラオケなどで、そのような歌い手に遭遇したときは、そっとお手洗いに消えます(笑)

もちろん、レッスンではどのような原因があってそうなっているのかを解明するために、じーっくりと耳を凝らしますが。

自然な発声とは、上半身上部、肩、首、のどに余計な力みが入っていない状態で生み出されます。

つまり、歌っている間中、上半身のリラックスを保ち続けることが重要です。

なので、発声トレーニングでがなっていては、全く正しい発声トレーニングではありません。

もしそのような発声トレーニングを生徒さんに強いているボイストレーナーと出会ったら、危険です!

即刻、のどを潰される前に離れるか、別のボイストレーナーの体験レッスンを受けましょう。

・発声とは始めに声帯振動により、声の元となる喉頭原音を生み出す

普段の声の高さで、「Mmm(ンーーー)」と軽く唸ってみてください。

それが「ハミング(声帯原音)」といって、これから声になり言葉になる元の音です。

・望ましくない喉頭位置(ハイラリンクス、ローラリンクス)

喉仏がある位置を喉頭(ラリンクス)といいます。

ハイラリンクスは、ラリンクスがハイ(高い)ので、喉頭が上がってしまっている状態です。

ローラリンクスは、ラリンクスがロー(低い)ので、喉頭が下がってしまっている状態です。

どちらも不自然にのどを力みすぎている状態です。

この状態だと、声帯を調節する筋肉の柔軟性が失われてしまいます。

それによりある音域が極端に発声しづらくなる、などの症状が出てきてしまいます。

・自然な喉頭位置

自然な喉頭位置は個人差もありますが、「おおおおーー!」と驚いたときの喉頭位置が、歌うときは丁度よいです。

ただ、これだと人によってはローラリンクス気味の状態の場合もあるので、飽くまでも、自然な喉頭位置を自分の中で見つけましょう。

簡単な確認方法は、手のひらで喉仏を覆ってください。

丁度いい位置に喉頭があると、親指と人差指の間の平の内側に喉仏を感じることができます。

この喉頭位置を保ったまま、「おー」の発声でポルタメントで音程を上がり下がりしてみましょう。

喉仏が大きく上がらずに発声できていれば、きれいな発声フォームが保たれている状態です。

3.声門閉鎖

良い発声時に声帯振動と合わせて行われているのが、適切な声門閉鎖です。

・声区によって、声帯の閉じ方が異なる。

声区については、また後ほど詳しく説明しますが、声門閉鎖の状態は3つに分けられます。

チェストボイス=完全に声帯が閉じた状態

ミックスボイス・ヘッドボイス=声帯の前側一部が閉じた状態

ファルセット=声帯は閉じずに隙間がある状態

これらをスムーズに繋げようとすると、のどに力みが入った状態では、マジ困難です!

・地声≒甲状披裂筋

いわゆる地声とか表声とは、チェストボイスのことを指しています。

甲状披裂筋とは、かんたんに説明すると、声帯の厚みを調節する筋肉です。

もう少し詳しく説明すると、

・声帯同士を近づける
・弛緩させる
・形状を維持する

多くの人は、過剰に働かせてしまう筋肉で、あまりにも強いと「ガナリ声」になってしまい、聞くに堪えない声となってしまいます。

・裏声≒輪状甲状筋

裏声とは、ミックスボイス、ヘッドボイス、ファルセットのように完全に声門閉鎖していない発声を指します。

輪状甲状筋はかんたんに説明すると、声帯を前後に薄く伸ばす機能を持った筋肉です。

意識して声帯を薄く伸ばすという調節はほぼ不可能なので、高音域での喉頭のバランス感覚を覚えていくことになります。

ハイラリンクスの状態では、かなり調節が厳しくなるので、喉頭位置の保持はより正確性が必要になります。

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4.ステップ2 発声 まとめ

声帯は、意識的に直接コントロールすることが難しいです。

適切な発声フォームを、喉頭周りの筋肉に覚えさせるという考えでボイストレーニングを行うことが重要です。

それこそ、スポーツのボールの投げ方とかバットの振り方とか、「軸をブらさない」という感覚が、ボイストレーニングにも共通する感覚です。

 

 

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自宅ボイトレ(ボイストレーニング)やり方のコツ 発声の5ステップを意識する! 目次

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しょちょー(SHAKE)
音楽活動サービス「SOUNDSHAKE」主宰。サウンドクリエイター、コンポーザー、トラックメイカー、アレンジャー、ボイストレーナー。CM、ショップBGM、などの映像やアプリの音楽を作曲したり、歌モノの編曲をしたり、オープンワールド系ゲームで旅したり、ググールアースで海外旅行したりしてます。